弓道「手の内」を親指が曲がることなく作る方法のコツは?>>弓道上達革命を監修した教士七段 増渕敦人氏実演

弓道の射法八節、的に当てるための基本的な動作ですが、図解ではなかなかわかりづらいところも多いですよね。弓道は各動作で微妙な動きが必要なので、書籍だけで実践するのはなかなか難しいのですが、動画で解説してくれると非常にわかりやすくなります。
的中率98.8%を誇り、最年少で天皇杯を優勝した増渕氏による解説動画が非常にわかりやすかったので紹介しておきます。

手の内の作り方のポイントは
 指を折り曲げた時にできる天文筋(てんもんすじ)という線のあたりを弓をかまえたときの左前方につけておく
 小指は親指の付け根と小指の付け根を接近させるようにして絞める
 親指と人差し指の又の皮を中に入れるようにして親指をセットすることで弓の圧力を受けた時でも負けずに親指が伸びた状態になる。これが親指の爪が横を向いてしまうと圧力に負けて指が曲がってしまいます。中の皮をしっかり中に入れておけばしっかり伸びます。
 つまぞろえをするとき、親指と中指は絶対に離れないようにする。感覚としては中指薬指小指の3指と親指でわっかを作るようにする。決して弓を「握る」わけではない。
といったところです。

手の内を作るときに親指が曲がる方は上記の点を注意してやってみたら良いと、動画の中でも解説しています。

いや~、それにしても増渕氏、現在高校で教師をしていることもあって教え方がとても上手です。この方が最近、「弓道革命」という弓道教材を監修していますが、これから弓道を指導する方や弓道初心者向けにわかりやすく解説がされているので持っておいて損はないと思います。
弓道上達革命公式サイトはコチラ>>

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